もうすでに有名かとは思いますが改めて「弱虫ペダル」の魅力について書きたいと思います。

 「弱虫ペダル」は渡辺航先生原作のスポ根マンガです。高校の自転車競技部を舞台に描かれています。私はこのマンガで初めて、自転車競技部というものがあることを知りました。

 この作品の魅力は何と言っても個性的なキャラクターだと思います。主人公の小野田坂道くんはスポ根マンガには珍しいオタク気質の気弱な高校生でとても共感の得やすいキャラクターだと思います。また坂道くんを取り巻く、時にライバルであり、時に仲間である自転車競技部の先輩や同級生、ライバルであり、強豪校の箱根学園の部員など、多くのキャラクターが出てくるのですが、それぞれがそれぞれ、とても個性が強くて魅力的なキャラクターばかりです。またそんな中でも描かれる人間関係、先輩後輩の絆やライバルの因縁などがそれぞれのキャラクターにあり、その物語が一つ一つ描かれているのもとても面白いなと思います。 

 マンガとしてもとても読みやすい作品だなというふうに感じています。未だ連載は続いていて結構長いマンガだとは思うのですが、マンガの中にスピード感があり、自転車競技のスピード感、臨場感をマンガでありながら感じることができます。またコマ割りがそこまで細かくないのでサクサク、一気に読むことができるのかなというふうに思っています。忙しくてあまりマンガを読むことができない人でもストレスなく読み続けられる作品の一つかなというふうに思います。

 そしてこの作品は渡邉先生の自転車に対する愛情がとても伝わってくる作品です。渡辺先生自身も自転車競技をやっていて、競技をやったことのある人だからこそかける臨場感なんだなというふうに読んでて感じることができます。

 マンガを読んでいると思わず自転車に乗りたくなる、そんな作品です。まだ手に取ったことのないというかたはぜひ読んで見てください。